アルパインクライミング

【アイスクライミング】氷谷本流走破作戦「ランナウェイⅡ」

今日こそ本流へ 前回の氷谷上流走破作戦「ランナウェイ」ではF2の先の二俣で支流(右俣)に浮気してしまったので、今日こそは本流(左俣)の完全遡行を試みる。 さらに上流に抜け、稜線を歩いて帰るアルパイン的なプランだ。 その名も「ランナウェイⅡ」 今日もヘッドライトを撲滅するべく、ヘッドライト入山である。 帰りは稜線歩きとなるため、大洞川渡渉のための長靴はいつもの場所にデポすると回収できないので、大洞川 […]

【アイスクライミング】船小屋窪沢大滝

ヘッドライト下山撲滅の会 和名倉沢大滝登攀から一日空いた2/7、夜明けを待たずにヘッドライトでアプローチを開始。 この日から活動を開始(?)した「ヘッドライト下山撲滅の会」は、今シーズンあまりにもヘッドライト下山が多く、精神的にも体力的にも疲れてきたので発足したものだ。 ヘッドライト下山を撲滅するためにヘッドライト入山するという一見本末転倒なプランだが、事故が起こりやすい下山時に余計なリスクを増や […]

【アイスクライミング】和名倉沢大滝

今日も今日とて さて、今日も和名倉沢である。 沢の奥深い地点で息を潜めている大滝だが、実はアプローチ道中に偵察できる場所があることを山葵滝の時に発見していたわけである。 2/1のランナウェイには「ついでに和名倉沢大滝の偵察をしよう」という目論見があった。 そんなにしっかりと偵察できるわけではないが、なんとなく凍ってそうなことが確認できたが、細部の状況はわからず、登攀可能と確実に言えるものではないが […]

【アイスクライミング】氷谷上流走破作戦「ランナウェイ」

氷谷を駆け抜けろ 1/9に氷谷・山葵滝を登った時、眼前に延々と続く氷の回廊に目と心を奪われた俺は、下降支点にアックスを残置した。 「ここには何かがあるはずだ。でも何も無くてもいい。」 そう考えた俺とマチャは時間の許す限り氷谷を突き進むことを考えた。 作戦名は「ランナウェイ」 ここに執着があったわけではないが、この年は1月後半に暖気が入り、各地の状況を見るに大滝系は全滅したと判断したため、比較的持ち […]

ついに成し遂げた「一ノ倉沢クレバス」登攀!

【フィールド情報】 群馬県利根郡みなかみ町 谷川岳一ノ倉 「一ノ倉沢クレバス」 グレード:??? ※全てにおいて情報は不明。廣川健太郎の著書「新版アイスクライミング全国版」富士山サミットフォールの一文に「谷川岳一ノ倉沢クレバスを除くともっとも遅い時期に登れるルート」 という記載がある程度。 【活動記録】 令和4年6月21日(火) 天候:晴れ 気温:19℃くらい メンバー:隊長(吉田)、ゴリーダー( […]

冬季初登攀!? 雲竜渓谷 アカナ沢「幻の鉄鉱泉滝」

【活動データ】 メンバー:吉田、松永、宮崎 タイム:15時間40分 距 離:9.5km 上り↑:2011m / 下り↓:2011m 【フィールド情報】 栃木県日光市 雲竜渓谷 アカナ沢 上流域「鉄鉱泉滝」 2ピッチ 約60m 推定Rグレード:4級下~ 推定Pグレード:Ⅴ-~Ⅴ 日程:日帰り~1泊2日 2020.8.22 無雪期初登攀されたとされる、アカナ沢・支沢の鉄鉱泉滝。 そもそも情報すら殆ど無 […]