中津川渓谷 金蔵沢 北向きの滝

中津川渓谷 金蔵沢 北向きの滝

【フィールド情報】

埼玉県秩父市大滝郡
中津川渓谷 金蔵沢
北向きの滝 約40m
標高約1050m 付近
外気温-2〜-5℃程度(R4.1.10の気象条件)

微妙な氷結の「北向きの滝」 この後、まさかの出来事が…


令和4年1月10日

メンバー:吉田隊長、宮崎

午前中は目を付けていたバラモ沢に行くも、氷結が甘過ぎてとても登れる状況ではなかった。

まぁ調査なんぞ、こんなものなんですね。

しかし、我々は「クライミング=冒険」


氷瀑があろうがなかろうが、滝が氷結してようがしてまいが、その全ての行程が冒険でありクライミングなのだから、然程問題ではないのですね。

ただ、良い滝な事は間違いなかった。氷河期になったら、また来ることにしましょう。

(それまで我々は生きてるか?)

午後からは中津川渓谷に転戦し、多分登れるだろうという、スタート地点からわりと近い金蔵沢・北向きの滝を確認へ。

釜は全凍結してないし、全体的にまぁ微妙な氷結だったが、とりあえず準備開始。

「さて、登るかぁ…」

と思った矢先、意図せぬ出来事が勃発。

吉田隊長が釜の氷を破壊、氷へ乗り移る道が絶たれた。

隊長は下半身、ドボン…直ぐに這い上がったが、そこそこ濡れてた。

吉田隊長のドボンの図。 釜の氷が割れ、滝の氷へ乗り移る道が絶たれた。

「やめますか?」

と言というも、流石隊長

「いやいや、何ゆーてんねん?」
「はよ、行け〜い!」

ビクともせず、続行。

側壁のミックスラインから、無駄に難易度を上げてのテイクオフとなりました。

釜が崩壊。写真左側・ミックス壁から乗り移り。ここでもサイドストーリーが発生したが、割愛。
この手の滝は10cmスクリューが実にいい仕事をしてくれます。

まぁ乗り移ってしまえば後は簡単、普通に良いナメ滝でした。

無事にトップアウト、ナイスクライミングでした。

ついでに、上部の沢も途中まで調査しました。

更に上流にあった8m程度の滝。

とりあえず「これ以上は多分、何もないね。」と言う事で、来た道を引き返し帰還しました。

その後は、もちろん悦楽園へ。美味しかったな~

たまちちのホームでありアジト。横瀬町の国道299号沿いにある「悦楽園」。

冒険は続く…。